こどもたちとアカニシ染め

9月9日に中津市の如水こども園なずなクラブで、アカニシ染めワークショップを行いました。親子連れなど十数組の参加がありました。今回は、アカニシの手配が台風などの影響で難しかったので、普通の染め方ではなく、以前に作っていたアカニシ染料を使った「建て染め」に挑戦しました。建て染めというのは、簡単な薬品を使ってアカニシ染料を水に溶けて布に染まりやすい状態に変化させてから染色する技術です。アイ染めなどで一般的に行われてもいます。

今回は、水辺に遊ぶ会のメンバーに加え、大分大学の都甲由紀子先生と学生さんも駆けつけてくれました。貝染の奥深さや歴史、文化などについて話して下さいました。

いろんな模様を作るために工夫して布を結びます。みなさん染めもの経験がおありのようでこの辺は手慣れた感じでできております。

今回の新兵器「赤セロハン窓付き遮光箱」です。アカニシ染料の建て染めで気を付けなければならないのが、短い波長の光を当ててしまうと青く変色してしまう点です。これを防ぐのが秘密兵器です。中に鍋とハシ、そして今まさに溶けている染料が見えます。といってもただ真っ赤ですが。

染液が出来上がったところで布を投入、グツグツ煮ます。下の写真は染め上がったところです。が、色は黄色いですよね。そうなんです。この時点ではまだ紫ではありません。

この黄色い布を空気にさらすとどんどん発色してきます。紫色が浮き出てきます。

ゴムや糸などを使って染め残した所は白くなり、染めた部分はみるみる紫色に変わります。

見事に染め上がった完成品を手に、みんなで記念写真です。

今回「建て染め」でのアカニシ染めでしたが、なんとか上手くいきました。みんな個性的な作品で驚かされました。今度は、生きているアカニシから直接染め物を作るワークショップができたら面白いかもしれません。おいしいアカニシを食べながら…。

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