台湾環境保護署ご一行様来所

11月22日「ひがたらぼ」に台湾行政院環境保護署の視察団がお見えになりました。環境保護署というのは日本の環境省のことです。総勢19名様。お気づきの方もいるとは思いますが、あの狭〜い「ひがたらぼ」に19名…よく入っていただけたと思います。皆肩寄せ合って…床も抜けずに。本当に申し訳ないなぁと思いながら、中津干潟と水辺に遊ぶ会の活動についてご説明しました。

いらっしゃったのは、行政院環境保護署管制考核及糾紛處理處の洪處長、同環境督察總隊の林氏、環境資源研究発展基金會の周氏ら18名+通訳の詹さん。ご一行は、一週間九州に滞在しており、これまでに福岡県、福岡市、北九州市など主に行政機関の関係部署を中心に視察されたようです。北九州市などはエコタウンと言うことで注目されているようです。

水辺に遊ぶ会は、過去に海外の国際シンポジウムなどでブースを設置してた事などから、台湾の大学教授が目に留めて下さったようで、今回は、その大学の先生からのご紹介ということでやって来られということでした。主に干潟の自然環境と市民によるその保全活動の実際の姿を見聞することが主な目的のようです。

はじめに、中津干潟を実際に見ながら、自然環境や松林の保全などについてご説明しました。渡り鳥にとっての干潟環境の重要性について話をしながら、実際にシギ・チドリの仲間やカモなどをスコープで観察しました。ここまでは外でしたので良かったのですが、そのあとあのせま〜い「ひがたらぼ」に19名+水辺スタッフ3名…床がもつかと心配しながらご案内しました。

ラボの中では、テレビ画面を通して中津干潟の位置、環境、歴史について説明したあと、実際の活動内容について話しました。いくつか鋭い質問も出され、生の現実の話も飛び出してかなり白熱した対話となりました。中津市からいただいた観光パンフレットと水辺に遊ぶ会が昔作った、外国語パンフレットなどをお渡ししました。

話を終え、代表の方からお土産と記念品をいただきました。そして最後に記念撮影をして次の目的地へと向かわれました。狭いところ長い時間座ってはなしを聞いていただいてありがとうございました。また機会がありましたらお会いしましょう。それではよい旅を。

思いのほか大型のバスがやって来ました。

漢字をみるとものものしい感じが…。

皆さん楽しく渡り鳥を観察。ロシアから日本を通って台湾そしてさらに南へ行ったり、北に行ったりといろいろな鳥たちにとって重要な場所であることを理解されているようでした。

来ました。袖振り合うも多生の縁とはいうものの、本当に狭い。ギュウギュウ詰めです。

カブトガニの話はいつも盛り上がります。

代表の方からお土産をいただきました。ありがとうございました。

私たちも機会がありましたら台湾を訪問させて下さいね。それでは残りの日数はわずかですが良い旅を。

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