NOAS FMさんの冊子では海ごみのことを書かせていただきましたが、海面上昇のネタを一つ。放送の方では少しお話しさせていただいたのですが、陸地の氷が溶けて海に流れ込んだりすると海の水が増えて海面が上がってきます。今世紀中に１ｍ位海面が上がってしまうという予測がIPCCという研究機関から報告されています。もちろん幅があって最大でそのくらいということのようです。アメリカのアカデミーでは２ｍなんて話も出ています。
中津で１ｍ海が上がってきたらどうなるのか、ごくごく簡単なシミュレーションがあったので掲載しますね。 こんな感じです。
（引用：http://flood.firetree.net/?ll=33.8339,129.7265&z=12&m=7）
どうも、江戸時代からこれまでに埋め立てた所を中心に水没するみたいです。この絵は１ｍ上昇した場合のシミュレーションです。２ｍ上がるとさらに水没します。地球温暖化って他人事じゃなぁないですよねぇ。
温暖化ガスを減らす努力をするのか、莫大な予算を使って日本中の河口や海岸の堤防を２ｍばかり高くして壁の中で暮らすのか私たちは選択を迫られているのかもしれませんねぇ。前者は、少々つらい社会の変革を求められる事になり、後者は建設業者はもしかしたら潤うかもしれませんが、たぶん国の財政が破綻し壁に囲まれた海に親しむことはほとんどできなくなると思います。
もちろんIPCCの予測がはずれるということも考えられますが、当たったときは…。