法政大学の先生が研究に来たよ!

2月12日〜18日の間、元国連大学校の研究員で現在法政大学講師を務めているチャクラボルティ・シャミック先生が「ひがたらぼ」にやってきました。

ご専門は「人文地理学」ですが、文化人類学、自然保全学、社会生態系システムなどについても研究中です。とっても気さくなナイスガイです。ご出身はインドのベンガル地方で「日本のインド料理店は北インドのばかりで困ります。ベンガルで“ナン”は普通食べませんねぇ」と笑う。

中津干潟では「ローカルナレッジ」の研究にやってきました。「ろーかるなれっじ」とか言ってもよくわかりませんよねぇ。簡単に言えば、昔から伝わってきた、生きるための知恵という感じでしょうか。今回は、中津干潟の漁業についての聞き取りが主な目的のようでした。どんなおサカナがいつごろ獲れるのかとか、昔はどんな漁がおこなわれていたのかとかですね。

昔から伝わる知恵と現在の研究者が蓄積してきた知恵のつながりを探して、地球上に劇的に増えてしまった人類がちゃんと生き続けられるにはどのような事が重要なのかを考えます。あと10年位で、食料が枯渇し始めるなんてお話もチラホラ聞こえてきましたので、自然からず〜と食べ物などの恩恵を受け続けるには、どのような知恵が大切なのかを探っていくということも含まれます。

けっこう長いこといらっしゃったので、色々と深い面白い話ができたのですが、写真を撮りわすれてしまって今の先生のイケメンぶりが伝わらないのが残念ですが、数年前にも訪れてくれているのでその時の写真を載せておきます。すみません。

シャミック先生は博学で、何でも知っていて話すのが楽しいです!

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