海藻ワークショップ

7月23日の日曜日に初めての試みとなる「海藻で押し葉を作ろう!」ワークショップを行いました。講師には公益財団法人海洋生物環境研究所の研究者だった馬場将輔先生をお招きしました。応募者が少なめだったことをいいことにスタッフも参加させていただきました。何だか役得な感じでしたよ。

大きく2つのワークショップで、1つめは乾燥した海藻をデザインして標本?をつくるWS。もう一つはナマの海藻を画用紙の上に並べてハガキやシオリをつくるWSでした。どちらもとても楽しかったですよ。

はじめに、海藻についてのお話。海藻には「緑藻」「褐藻」「紅藻」の3種類があり、陸上の植物と似ている部分もあれば、全然違う部分もあること、深い海を好むものや浅い海でも元気に育つものなどもあることが分かりました。海藻は、主に岩場のような場所で育つことが多いんですが、思った以上に中津干潟には海藻が育っていて、代表的なものの標本をつくりました。

簡単に標本と言いましたが、材料を乾燥させるのは結構手間で大変なのですが、馬場先生は事もなげに「まぁ大丈夫ですよ」とニコニコ笑っておられました。ご準備ありがとうございます。

種類ごとに海藻の乾燥標本を並べます。その中からいいのを選んでマイ標本を作ります。

手前が紅藻、真ん中の枝みたいのが緑藻、左に見えているのが褐藻です。

食べられている海藻もいくつかあって、ヒジキなんかは有名ですが、トリノアシというのもあったよ。

海藻も並べると結構キレイですよね。

ここからは「生」の海藻を水で広げながらすくうように紙の上に広げる押し葉づくりです。

ここでは、中津では見られないような細かい枝のような海藻もトッピングです。

紙にのせるのは案外むずかしい。ちょっとコツが必要です。

「生」からつくる押し葉は現在乾燥中!乾燥標本でつくった押し葉は下の通り!カッコイイでしょ。

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