尾無の湿地整備作業

11月21日、22日の2日間、中津市野依の自然共生サイト「尾無の湿地」の整備作業を行いました。基本は、草地の刈り込みと土質改善などです。

尾無の湿地はその名の通り、山手側はヒメガマやイグサが育つ湿地状態ですが、近年土を入れた関係もあって、北側が乾燥してしまい草地になっています。これをうまい具合にゾーン分けしながら、以前あったような二次的自然に近づけていきたいと考えています。

ここには、希少なトンボ類をはじめ、様々な稀少種が見られます。公園とまではいきませんが、来場いただいた方が見学しやすいような工夫も取り入れたいと思っています。もちろん、既存の生態系に影響をあまり与えない程度にと考えています。

 

こう見ると、本当に草ぼうぼうのどこにでもある場所に見えますよね手前の柵はイノシシよけのものでも壊されている。

草刈りをしていると、何やら生きものの巣があります。鳥かカヤネズミか…。

北川はキレイ草刈りです。南側はあんまり手を付けずに植生を見ながら刈り取ります。

今回区域がわかりやすいようにくい打ちをしました。本当はキチンと焼き杭にしたかったんだけど…。

今回の作業後の写真です。これで終わり…というわけではなくて、何度も足を運んで今後の方針を立てたいと思います。

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