2024年12月22日(日)中津市今津コミュニティセンターで、「第8回中津干潟アカデミア(savejpanプロジェクト2024-2025)」と「第8回中津の海の絵コンテスト表彰式」を行いました。参加していただいた皆様ありがとうございました。おかげさまで、大きな事故もなく終えることができました。今回のテーマは、「自然共生地域を問う2~ネイチャーポジティブを考える」でした。
奥塚市長さん、古口教育長さんにもご列席いただきました。
午前中は、研究発表で研究者や学生達の最新の成果が披露されました。間に昨年に引き続き中津南高等学校の生徒さんに、総合的な探求の時間の研究成果について発表いただきました。中津干潟に関心を持っていただけることがありがたいです。同校とのつながりが継続することに期待したいです。
お昼前から「海の絵コンテストの表彰式」を開催。750点もの作品の中から選ばれた9名の栄えある小学生たちが次々と表彰されました。みんなよく干潟の自然を観察していて審査員もどの作品を選ぶか大変悩みました。2025年度も応募してくださいね。
お昼は中津市小祝の漁師レストラン「ひだまり」のご協力の下、中津干潟の海の幸に舌鼓を打ち、沖代条里の田んぼで収穫された古代米が彩りを添えました。昼休みは研究者によるポスターセッションが行われました。
午後からは、テーマである「自然共生地域を問う2~ネイチャーポジティブを考える」シンポジウムを開きました。日本文理大学教授の池畑義人様を司会に、それぞれのパネラーが、悪化する自然環境をプラスに向かわせようとする「ネイチャーポジティブ」について、意見を交わすシンポジウムを行いました。
ネイチャーポジティブのための実践の一つが2030年までに世界の30%を保護区にする
「30by30」。それを実現する手段として里山的自然を保全する「自然共生サイト」の設置、認定が重要であることについて話し合いました。
最後に足利理事長がふるさとの豊かな自然を保全するために地道に活動していくことを約束して、まとめのことばとさせていただきました。