ネイチャーポジティブを九州から

国際生物多様性の日/地域生物多様性増進法施行記念シンポジウム2025年5月22日、国際生物多様性の日であるこの日、ネイチャーポジティブに関する最新の動きを知り、そのカギともなる自然共生サイトの活動(生物多様性増進活動)を進めるためのシンポジウムが北九州市いのちのたび博物館で開催されました。水辺に遊ぶ会からは4名が参加しました。

ネイチャーポジティブ=自然再興と訳される。自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させるということ。第1部 「ネイチャーポジティブ社会を九州の地から」東北大学グリーン未来創造機構 大学院生命科学研究科藤田 香 教授による基調講演「ネイチャーポジティブ社会への移行に向けて、世界の動向と企業の取り組み」の後、西南学院大学 法学部 勢一 智子 教授がファシリテーターとなり「自然共生サイトとビジネス・経済のつながり」と題してパネルディスカッションが行われました。自然共生サイトの認定を受けた5つのサイトの管理者に環境省の担当者が加わり6名がパネリストとなり、それぞれの立場でどのような思いで自然共生サイトに取り組んだのかなどをお話しくださいました。サイト認定までの苦労話や林業の課題など、大変貴重なお話を聞くことができました。第2部は自然共生サイトの交流会ということで、九州内のサイトを各自が紹介するという形で進められました。短い時間でしたが、中津の自然共生サイト2カ所の紹介をさせていただきました。
大分県内の田島山業さんや鹿児島県の山川漁協さんと交流することができ、非常に有意義な1日となりました。

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