4月29日(水)、中津市小祝にある城北中学校敷地内で「がたふぇす6」を開催しました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。第1回のがたふぇすを開催したのは2017年のことでした。「中津干潟の自然を満喫しつつ、食べたり学んだりしながら、ふるさとの海を好きになってもらうこと」を目的にしています。この催しは独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金の助成を受け開催しました。
さて、6回目を数える「がたふぇす」は、「あさり」に注目させていただくことになりました。かつて、中津はアサリの水揚げ高が日本一だったことがあるほど、めちゃくちゃアサリが採れていました。でも、ここ30〜40年ほど、中津だけでなく全国的にも厳しい状態がつづいています。
これまで、いろんな研究者や漁業関係者がいろいろと調べたり、試したりしてきました。今回、新たな方法が確立されようとしていることを大分県水産研究部の関係者から耳にしました。この研究成果のみで、アサリ漁業の復活とはいかいないまでも、細い希望の光にはなると考えます。私たちの食卓にフツーに乗るようになると素晴らしいのですが…。
昨年度まで北部水産グループの研究員だった高橋さんと山守事務局長・奥村副理事長によるアサリ・トークはアサリを取り巻くこれまでの変化や試み、こらからの挑戦などについてを語り合いました。日本中でアサリが採れなくなってしまったこと、輸入品がそれを補っていること、アサリが安すぎることなど…。トークセッション、アサリについて気づきがありましたか?アサリが水をきれいにするという実験をステージ上でやってみました。今回は米のとぎ汁を使いましたが、人間と同じようにエネルギーになるものを身体に取り込みます。それが結果的に水をきれいにしていくことになります。
楽しいワークショップも用意しました。
中津干潟で毎年多くの学生さんが研究をしている下関の水産大学校、南條先生がアサリはどうやってもぐるのか?砂の中のアサリはどんな姿をしているのか?などを水槽でみせてくれました。調理の下処理をしてしまったからか、少しアサリに元気がなかった?

大分市の日本文理大学の池畑先生、「干潟のメカニズム」と題して、砂がどのように動いて干潟ができあがっていくのかを、実際にモデルをつかって、見せてくれました。

大分大学は都甲先生による「よりより」です。糸をよることで紐をつくっていくワークショップです。今回はアサリを食べるアカニシからとれた染料で染めた糸を使いました。素敵な紫色に参加者から、どうやって染めるの?質問を何度もされました。
先生方や学生さんたちのご協力を得て行われたワークショップ、驚きと学びがありましたか?先生方、学生さんありがとうございました。

お昼には、漁師レストランひだまりさんのご協力で「中津産のあさり汁」と「おにぎり」をご用意しました。お一人2杯まででしたが、お口にすることができましたか?アサリ漁が復活して、家庭の食卓に並ぶといいですね。ひだまりさん、ありがとうございました。すごくおいしいと好評でした。

最後は、大分県漁協中津支部様が行っている潮干狩りに「がたふぇす」から50名が参加しました。一般の方も含めると1300人もの人々が、潮干狩りを行っていたそうです。
当日は、曇り空で気温が上がらず、少し肌寒い天気でしたが、小祝沖の中津干潟は熱かった!

後援いただいた中津市教育委員会、会場を貸してくださった城北中学校、おかげさまで無事開催できました。ありがとうございました。