5月4日に中津市と宇佐市の境目にある「野依新池」と「植野池」を会場に「ベッコウトンボ観察会」を行いました。朝から結構な風が吹いていてトンボを見ることが出来るか心配だったのですが、なんとか楽しい観察会となりました。この催しはsave Japan projec2025-2026の支援を受けて開催いたいました。
今年のベッコウトンボの状況は、だいたい例年通りといったところで、4月末までに全体で300匹くらいを数えることができました。植野池と野依新池のちょうど中間にある、国の自然共生サイト「尾無の湿地」にも多くのベッコウトンボが数えられましたよ。二つの発生池をつなぐとっても大切な場所です。
観察会では、はじめに足利理事長が、これまでの経緯などを説明。元々は、中津市と地元の野依地区が2004年頃から野依新池の保全活動を行っていたところ、大分トンボの会(2015年に解散)が専門家の立場からこれを支援して「ベッコウトンボ観察会」を開いていました。中津市は、今でもトイレ設置などの支援も地区に対して行ってくれています。野依地区がつくる「中津市野依ベッコウトンボを守る会」が保全活動や観察会を主催していたところ、会長の中下氏が2024年に急逝し継続が難しくなってしまいました。水辺に遊ぶ会は、中津市の要請をうけて大分トンボの会が解散した2015年頃から守る会を支援してきましたが、その延長で今回もお手伝いさせていただくことになりました。
続いて、おおいたNPOデザインセンターの山下氏がこのイベントを支援してくれているセーブジャパンプロジェクトについて全国の環境保全活動を支援し、ここ数年は国がすすめる「自然共生サイト」認定を促す活動も行っていることを話しました。自然共生サイトとは、国立公園や国定公園のように比較的厳しい保護がかけられている所ではなく、私たちの身近に広がる「里山」的自然を保全していこうというもので、世界中がこれを増やす取り組みを続けています。
ベッコウトンボの解説を事務局の山守が説明。歩きながら野依新池と尾無の湿地、植野池のトンボについて説明をしました。
さぁいよいよベッコウトンボ観察会のはじまりです。足利理事長がごあいさつ。

おおいたNPOデザインセンターの山下氏が自然共生サイトやsave japan projectの意義などを説明

野依新池では、交尾体がじゃんじゃん飛んでいてすごかったです。

今年のベッコウトンボは、5月ということもあり成熟して黒っぽいのが多かったですね。

植野池では、目の前でベッコウトンボを見ることが出来ました。
