ちょっと曇り気味の5月28日、中津市環境政策課と市教委文化財係の方々と大貞の笹池にベッコウトンボの調査に行きました。国の自然共生サイト認証を受けられる可能性が高いです!
昨年の春に見つかった(再発見?)ベッコウトンボですが、今年も5月上旬から複数の個体が見つかり、産卵行動も見られたことから笹池での発生の可能性があることわかってきました。
当日は、曇りで気温も比較的低めでしたが、コフキトンボ、コシアキトンボ、シオカラトンボ、アオモンイトトンボ、クロイトトンボなどがいっぱい飛んでいました。肝心のベッコウトンボですが、現地に到着してすぐに一匹みつけたのですが、他のトンボたちに追われるようにどこかに隠れてしまいました。なので結局調査団?は見ることは出来ませんでした。
複数の個体が飛んでいた時の写真と映像は残っているので記録はあるのですが、やっぱり実物をしっかり見てほしかったですね。
そもそも1970年代頃に昆虫研究の関係者に大貞の三角池にベッコウトンボが多数生息していることが知られていた。しかし、1990年代から2000年にかけて漏水の堤体工事が行われ、ほどなくベッコウトンボはいなくなってしまいました。人工養殖なども試みられましたがうまく定着することができませんでした。数年に一度調査を続けていましたが、再発見とはなりませんでした。
そんなところに当会の会員さんが散歩コースにしている笹池で昨年ベッコウトンボをみつけました。一体の環境は必ずしもベッコウトンボにとって最適とはいえませんが、発生を完全に否定することもできないような所でした。なのでモニタリングをして状況の確認をしていたところです。特に今年は冬季の雨が少なく渇水状態で池の水も半分くらいに減っていた状況でした。今年は難しいかな…とあきらめていたら「いたよ!」と声がかかったので現地調査に向かうと、複数の個体を確認できました。
県内でも最古の記録とされる三角池周辺の池でみつかったことから、この地域をなんとか国の「自然共生サイト」にできないものかと中津市環境政策課と話をしたところです。きけば市有地のところかかなりあり、実現するのは可能だと思います。あとは市のガンバリに期待します。水辺に遊ぶ会も全面的に協力を惜しみませんので前向きに検討いただければと思います。
笹池の中へ向かう調査団?(手前の女性は一般の方です…散歩の邪魔してすみません)

2026年5月20日に笹池で撮影したベッコウトンボ
