福岡県豊前市の三毛門小学校4年生と一緒に干潟を学んだり、生きもの観察をしたりしました。
6月10日には、三毛門の海がどれだけ豊かなのか、でも海ごみの問題もあるよねといったお話をしました。後日、担任の先生から電話があありました。「海のごみひろいをしたい!」という言葉が子ども達自身からわき上がってきたというのです。これにはスタッフ一同驚いたり、嬉しくなったりでした。地域の自然に対して自分たちにできることを考えてくれたことに感謝します。ありがとうございました。そのうち本当にみんなでビーチクリーンができたら素晴らしいですね。
19日には実際に三毛門の海に生きもの観察に行きました。三毛門の干潟には春日神社の御旅所の鳥居があります。石と砂の干潟です。石をひっくり返すとカニが一杯出てきます。
砂の干潟には貝や小さなカニ、エビ、イカの卵などを見ることができました。
一人の男の子が、「何かおおきな魚がおよぎよる!」といったので浅い水の中に入っていくと、大きなコウイカが泳いでいました。悠然としてあまり速く泳いでいませんでした。他の子どもが網を持ってきて、エイヤッと捕まえました。イカも一所懸命スミを吐いて抵抗しましたが捉えられてしまいました。観察のためしばし辛抱を…。
観察した後は、海にもどしてあげました。何となく惜しいような…。
おそらく産卵後に動きが鈍くなっているところを運悪く捕まったのでしょう。こんな大きなイカがいる豊前の海をみんなが好きになってくれたら嬉しいです。
当日は、水辺メンバー4名に豊前東芝の方2名も一緒に観察をしました。