小さな干潟の博物館ひがたらぼ

「ひがたらぼ」とは

◆水辺に遊ぶ会の長年の夢だった環境学習と干潟保全の拠点、中津ネイチャーセンター「ひがたらぼ」が、2016年8月7日、中津市東浜に設立されました。私たちは、中津干潟全体をひとつの広大な「ネイチャーミュージアム」として捉え、環境全体を保存、継承していくことを念頭に、干潟環境の優れた価値を多くの方に理解し、共有してもらえるような活動を行っていきたいと考えています。「ひがたらぼ」は、この中津干潟ネイチャーミュージアムの中心となる施設として位置づけ、より深く干潟の自然を学べるような施設に育てていきたいと考えています。同時に、地域の自然と人々の文化・生活・経済活動等との関係も考えていきたいと思っています。

◆「ひがたらぼ」に期待する機能

・ 子どもたちや市民の皆さんが気軽に立ち寄り、楽しく学んだり、体験することのできる「小さな干潟の博物館」「ネイチャーセンター」としての役割

・生物標本の保存、科学的知見の収集・集積、地域資料の収蔵、教材の作成、企画展の実施などを通じ、保存と発信を行う「自然史博物館」としての役割

・大学などの研究者や学生が集う「研究センター」としての役割

 


「ひがたらぼ」の施設と常設展

15㎡あまりの空間に8つのコーナーをギュギュッとまとめました。

 

展示&ワークショップコーナー

全体のベースとなるのがこのコーナーです。大きく「ヒト」「リク」「ソラ」「ヒガタ」の4つのカテゴリーに分けて展示をしています。「ヒト」は、中津干潟と人々の関わり、「リク」は主に陸地で生活している生きものたち、「ソラ」は鳥類を中心に、「ヒガタ」ではカブトガニなどの干潟の生きものたち、といった切り口で展開しています。

ミニ水族館コーナー

中津干潟や山国川にすむ魚や底生生物を生きたまま展示しています。水槽は少々小さめですがアオギスやカブトガニの幼生、淡水魚のオヤニラミなど、中津の水辺環境を特徴づける生きものたちが観察できます。運が良いと、クラゲやナメクジウオなどのフシギ生物にも会えるかも。

ハンズオンコーナー

中津干潟に生息する大きな貝の貝殻やスナメリの骨、遠い海からやってきたた植物の種子、そして、どんぶらこと流れ着く不思議なゴミなどの展示です。どれも自由に触ることができます。

標本箱コーナー

標本箱には、貝類を中心とした標本が並んでいます。中津干潟には多種多様な貝類が生息していることがわかります。

ビデオ映像コーナー

これまでに取り上げられた様々な中津干潟に関する映像を用意しています。NHKや民放で放送された作品や自作の映像などもあります。自主制作の生きもの映像は順次公開していく予定です。

鳥の観察コーナー

ひがたらぼの外には中津干潟が広がっています。北側の窓からはエサをついばんだり、群れで移動する鳥たちの姿を見ることができます。望遠スコープも常設していますので、室内にいながらシギやチドリなどの鳥たちの姿を観察する事ができます。寒い冬には、暖かい部屋で海辺の鳥を観察でき、贅沢なひとときを過ごすことができます。

図書コーナー

干潟に関する専門書や論文、雑誌などを備えています。生きものについての調べごとをしたり、学習したりできます。

こどもミニ図書館コーナー

マンガや図鑑など、子どもたちが楽しみながら学べる本を用意しています。また、生きものカルタや鳥の声が聞ける機器などもあり、遊びながら自然のことについて楽しく学ぶことができます。


「ひがたらぼ」のワークショップ

子どもたちが楽しみながら学べるワークショップを準備しています。大きな鳥の折紙やレジンを使った標本づくり、粘土細工、細密ぬり絵など、ひがたらぼオリジナルす。


「ひがたらぼ」へのアクセス

中津市東浜の海に面した一角に「ひがたらぼ」はあります。残念ながら周辺地域には公共交通機関がありませんのでご注意下さい。最寄りのJR中津駅、東中津駅から3㎞以上離れています。バス停もありません。地方ですので駅を離れるとタクシーをとめるのも難しいのでご留意ください。鉄道の駅から歩いてくることも可能ですが、できれば自家用車やレンタカー、自転車などでのご来所をおすすめします。

                              〒871-0006
                                 大分県中津市東浜1151-4
                              TEL 0979-77-4396

ひがたらぼ