アカテガニ観察会

7月30日の夜、蒸し暑〜い大新田海岸で「アカテガニ産卵観察会」を開催致しました。当日は夕立が心配されましたが、好天に恵まれ波も静かで絶好の観察日和となりました。ただ、暑い!参加者の皆様、スタッフも汗びっしょりになって観察しました。

始めにアカテガニの産卵物語の紙芝居をしてらか、注意事項の説明があり舞手川河口の観察場所に向かってみんなで歩きました。途中チラホラアカテガニの姿が見え始めると子ども達の歓声が上がります。「カニ、アカテガニ!」観察場所では浜の入り口までアカテガニがびっしり。しかし、まだ明るかったため森の中からなかなか出てきてくれません。

待つことしばし午後8時頃からようやくメスのアカテガニが波打ち際に近づくようになりました。打ち寄せる波にタイミングを合わせて産卵に向かいます。産卵と言ってもお腹なに抱えているのは卵のカプセルに入った「ゾエア」と呼ばれる幼生です。母ガニが波に卵を放った直後卵から「ゾエア」が帰って大海原に旅立ちます。

ゾエアの観察中です!今年は新兵器のデジタル顕微鏡も登場!(写真右側)めちゃくちゃ観察しやすい。でも机が揺れると酔っ払います。

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