中国的に言えば「ジャイアントパンダよりすごいトンボ」というのがベッコウトンボの代名詞になっているようです。
http://www.cbcgdf.org/NewsShow/4854/12347.html
上記のリンク中国生物多様性保護与緑色発展基金会の広報によると北京の奥林と言うところで今年ベッコトンボが撮影されたようです。自然教育に従事している大米さんという方が撮影しているようで、彼によると最近数が増えたといっているようです。
大米さんによると2005年には、張興荘の姉妹湖、河北区、天津、2017年の北京の元明園、2019年の天津も何度も撮影されている。ということのようです。
このサイトによると中国で知られている約800種のトンボの中で、IUCNレッドリストCR(Extremely Dangerous)クラスの唯一の種らしいですね。つまり800種の中で一番貴重で保護しなければならないトンボと言うことです。
今後は、北京の圆明园、奥森、海淀公园、天津湿地等を調べていこうとうことになったようです。
http://www.cbcgdf.org/NewsShow/4854/12612.html
上のリンクでは、中国国内で自然保護とか生物多様性保護の名の下に間違った保全活動が展開されていることの批判が記されています。天津のベッコウトンボについても公園整備中の場所で再発見されたため、公園の建設工事はストップされることになったのですが、自然に親しむための公園を整備する過程で、むしろ自然を破壊する行為が行われてた例として取り上げられています。