3月10日、小祝港周辺で如水子ども園さんによる「おサカナ体験」の行事が行われました。参加したのは卒園を目の前にした年長さんたち。今年はコロナでいろいろとと行事が中止となったので思い出を残してやりたかったり、海からもらえる幸に関わることを体験させたいという思いからこの催しを計画することになりました。
この行事には、漁師のTご夫妻、漁師料理の「ひだまり」のIさん、水辺に遊ぶ会がお手伝いしました。加えて、いろんな団体様からもボランティアでご参加いただきました。ありがとうございました。皆さんのお力がなければ実現できなかったと思いますよ。いやホントです。
おサカナがどこの住んでいるのか、中津の海ではどんな魚がとれるのか、どうやってとるのか、などいろいろいっしょに学びました。質問コーナーでは「中津の海にはサーモンはいますか」とか「大好きなおサカナはボラです」とか「カレイの色はなんでかわるんですか」「なぜおサカナは海にいるんですか」等々、大人も一瞬たじたじになるような疑問が飛んできました。
命をいただくことの大切さや新鮮なおサカナがどのようにして私達のお家にくるのかを学ぶために「活け締め」の見学もしました。大きなボラの首をボキッと折ると泣き出してしまう女の子もいましたが、他の多くのお友達は「わたしもやりたい!」というので、チヌやセイゴの活け締めを体験してもらいました。道具で目の上の方をブスッと刺すとおサカナがビビッとヒレを開いて固まります!「すげぇ!」体験となりました。
場所を「ひだまり」さんに移して、これからは今締めたばかりのおサカナを裁いて食べよう!ということで、まな板に包丁をそろえた特設会場で作業に入りました。Iさんが、おサカナの裁き方を見せてからミンナ見様見まねでやてみました。如水の子どもたちはとっても器用で、あっという間にサカナの裁き方を覚えてしまいました。ウロコと頭を落として、内蔵を出すところまではやってもらい、三枚に下ろす所は大人がやりましたが、それもやりたいとういので、希望者にはボラの皮むきを教えました。
子どもにとっても大人にとっても内容の濃い催しとなりました。中津のおサカナはおいしかったかな!
始めて小祝港にきたという子が多かったですが、好きなおサカナは?の質問に「ボラ!」と答えた子はすごい!
魚がどこに住んでて、どうやってとって、私たちのごはんになるのか〜というお話を漁師さんに聞きました。
これはすごい!まさかの活け締め体験!。やるつもりはなかったんだけど子どもたちの希望を即座に実現!
ここからは「ひだまり」でおサカナをさばく体験をしました。ここの5歳児は包丁を使い慣れています!
ウロコをとって、内蔵を出し、頭を切り落とします。みんな上手にできました。本当に初めてか?!
この子なんか完全に割烹の板前さんか寿司職人の風情をかもしだしているよ!すごいなぁ。
ボラをしめて洗うんだけど、結構血まみれ!だけど、楽しく作業しました。やっぱりすごい!
で、やっぱりおサカナの口が気になる、なんでこんなに大きく開くのかなぁ?