10月前半の調査で今年も大新田の浜にアライグマが現れました。これまでの調査で、秋になるとアライグマがやってくることが分かっています。中津市内でも山国町とか耶馬溪町とか方面ですでにかなり多くのアライグマが生息していることが、害獣駆除などの結果から分かっています。今後農業被害などが広がることが予想され、早急に対処することが求められます。
アライグマは一見すごくかわいいのですが、実は非常に凶暴です。基本的にペットではなく野生動物なので、人にあまりなつきません。手先の器用さは猿に次ぐものとされ、姿の似たタヌキなどとは全く違います。なので果樹や野菜などの被害を防ぐことはとても難しいのです。
10月17日朝に車にひかれて死んでいるアライグマを大新田付近で見つけました。写真の個体かどうかは不明ですが、旧中津市地域もそろそろ注意が必要かも知れません。
タヌキとよく似ていますが、体型が全く違いますね。
大新田の森には、キツネやタヌキ、イタチなど競合する生きものが一杯います。ちょっと心配です。
今回のオマケは左下にくちばしの曲がったチュウシャクシギが写っています。