一応台風対策はしたが…

2022/9/18 9:00までに台風14号対策をほどこしたが…今回のやるはかなり立派なようなので、さてどうなることか…。

平成3年の台風19号以来の本格的な台風のような感じですね。ともかく人命第一でみなさんがんばりましょう。

個人的には一番ヤバイのは山だと思っています。そして、その影響は川へ、里へ、そして最後に干潟の海にやってきます。

今回も現代風の無理な間伐をした山(何も手を入れていない人工林のほうがまだまし)を中心に大量の風倒木が発生する可能性があります。木は残っていても繊維切れが起こるので価格は二束三文…。風倒木処理に莫大な費用とエネルギーが必要になります。しかもこれは、天災では無く、人災であることを理解しておく必要があります。

今、林業には2つの潮流が生まれています。一つは林野庁おすすめの巨大な重機を使った高効率、ハイスピードだけど補助金漬けの危険で全く儲からない林業、もう一つは、小規模で50年以上200年くらいの時間の流れの中で自然に溶け込みながらきちんと儲かる林業。前者は、自然を破壊し、災害を誘発させ、後者は、林業を経済的に復興し環境を保全する。今のところ圧倒的に前者が多数派ですが、水面下でものすごいスピードで後者が発展しています。国はほとんど認めていませんが、末端の市町村レベルでは、かつてない速度で古くて新しい林業が広がっているのです。時代がようやく動き始めていると感じるけど、これからが大切なときだと思います。そして、その林業の広がりは、結果として干潟の自然や漁業を復活させるかも知れません。

中津市の上流部でも皆伐してしまった山から大量の土砂などが流出することが心配です。山が、しっかりしている川からは、濁った水がほとんど出ません。逆に荒れた山からは泥水が大量に流れてきます。この泥水は浮力が強く様々なものを巻き込んで流れます。時には、土砂崩れを誘発し川底を土砂で埋めてしまったりもします。そして明日の災害の種をまくというわけです。

中津を含め全国の山々で間伐という名の皆伐が横行し、山の自然が私たちの目の届かないところで壊され、その土砂が川に流入し、下流部は大きな災害の危険性にさらされます。他人ごとではないのです。町の人間は、最下流に住み、災害の憂き目にあう可能性が高いのですから。

道幅の大きすぎる林道、作業道が大量に崩れてしまい、災害を誘発するでしょう。雨の規模にもよりますが、山間部は相当ヤバイですよね。そして、災害復旧のを名目に、さらなる破壊行為が広がることが懸念されます。被害が大きければ大きいほど仕事が生まれます。そして、だれもその作業を批判的に見ることはありません。復旧を願うばかりということになります。しかし、その結果、古里の自然は劇的に作り替えられているという事実も知っておくべきだと思います。そして、その財源は借金だったりするので、その時はいいけど、次の世代は、安全と引き換えに借金と自然破壊、二次的災害の誘発という困った遺産を受け取ることになるでしょう。

ただ、潮は小潮ということで高潮になる可能性は比較的低いというのがせめてもの救いか…。

種子島のライブ映像を見ると、なるほど結構な風が吹いている。枕崎も椰子の木が揺れている(ヤッシーとあだ名がついているみたたいで、ヤッシーの応援チャットが続く…)。

風は北東から東、南、南西と変わっていくと思われますが、東→南の風は防風林もすこしだけどあるので、一定程度助かると思いますが、北西の風は何も遮るものがないので、ラボは吹き飛ぶかも…、建てたばかりの倉庫の耐久性は?

ラボのライブ映像もながしたいようなきもするが、ざんねんながら、窓は台風対策ですでにベニヤ板で塞いでしまいました。

てな感じでとりとめもなく…。

 

屋外掲示板が、もろ東風を受けるので心配…基礎から曲がらなきゃいいが。

らぼは、アンカーや鎖でロック、倉庫はアンカーボルトに水タンクの重り、軽トラにも重り150kg。

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