11月20日中津市と宇佐市の境界付近にある野依新池でベッコウトンボを守るための保全活動を行いました。今回も中津市の依頼で地元地区が作る団体のお手伝いという形で池の中の草を抜いて堤の外に出す作業を20名余りのボランティアの皆さんと一緒に行いました。
毎度ながらの重労働ですが、不思議とみんな笑顔が絶えません。汗と泥にまみれながら行う作業はお世辞にも「オシャレ」ではありませんが、中津の自慢である素晴らしい自然環境が保全できることの価値を知っている人たちの活動ということで和気あいあいでしたよ。
残念ながらベッコウトンボの発生するは半減を続けついに今年は二桁まで数を減らしてしまいました。いくつか原因は考えられますが、少しでも良い方向に向かうことを目指して日々活動を続けたいと思います。
さぁ始まりですが、まずは準備から。段取り八分ということでここが肝心。
竹の棒を池の堤に設置して池の中の草を運び出しやすいように準備します。
作業開始!アジア太平洋水サミット水路の確保します。ここでナワバリ、産卵行動をしますよ。
地上部隊も結構大変で、一生懸命引っ張り上げます。よいしょ、よいしょ!
午前中は助っ人ボランティアけっこう多かったんですが、午後は少なめ。
作業はじみ〜に続きます。あ、レンコンガ…
時々、貝や魚などの発見もあり、退屈はしませんねぇ。水大OBと大分合同記者さんも大活躍。
お昼には、特性豚汁!って実は、お弁当の配達がだいぶ遅れてみんなおなかペコペコ。
新婚さんは、主戦力でとってもありがたかったです。また来てくださいね。
お弁当を食べてくつろぐ大学生とI教授。
遅ればせながら古株(怒られそう…)スタッフもお昼です。
今回も熊本から、野外活動のプロが助っ人として参加です。今回は草刈り機も登場。
で、静かにトンボが見学中。
ドジョウもこんにちは。今年夏の調査で見つからなかったドジョウがひょっこり登場!
そしててデッカイドブガイたち。
最後に記念撮影です。先に帰られた方は、上に丸く載せようかとも思いましたが…。ありがとう。
今年も何とか、なわばりを確保できました。
各所で、産卵行動が見られることを期待しながら帰途につきました。