12月17日、中津市中央町の生涯学習センターまなびん館で「第7回中津干潟アカデミア(savejpanプロジェクト2023-2024)」と「中津の海の絵コンテスト表彰式(大分県まちづくり推進事業)」を行いました。参加していただいた皆様ありがとうございました。おかげさまで、無事大きな事故もなく楽しく終えることができました。
今回のテーマは、「OECMについて考える」でした。午前中は、研究発表で研究者や学生達の最新の成果が披露されました。間に中津南高等学校の生徒による、地域問題解決のためのワークショップの成果について藻発表いただきました。これには同校OBの多い水辺に遊ぶ会内で大きな盛り上がりがありましたよ。そこに気持ちを向けてくれるだけでも大感謝です。
お昼前から「海の絵コンテストの表彰式」を開催。栄えある小学生たちが次々と表彰されました。みんなよく干潟の自然を観察していて審査員も楽しく審査ができました。中でもこの日集ったお友だちは、飛び抜けてすばらしかったと思います。
会場にはカブトガニホーバークラフトも急きょ登場し、何名かのお友だちが実際に載って楽しみましたとさ。
午後からは、テーマである「OECMについて考える」シンポジウムを開きました。おおいたNPOセンターの山下茎三様を司会に、会の事務局担当が、新しい自然保護の考え方である「OECM」について、世界の流れや経済界の動きなどを含めて説明。中津市でも指定を目指している、大新田のセットバック護岸付近と野依新池・植野池の中間地点の重要地の2ヶ所を取り上げました。
いよいよアカデミア開催です。
奥塚中津市長、古口教育長ご出席ありがとうございました。
共同世話人の須田水産大学校名誉教授がアカデミアの趣旨を説明。
南港ウエットランドグルー理事の和田太一氏が中津干潟の生物調査結果を発表
都甲由紀子大分大学准教授が貝紫の教育プログラムについてお話
鵜﨑賢一群馬大学院准教授が中津干潟の砂泥の動きなどについて発表
中津南高等学校の生徒さん達が水辺に遊ぶ会の保全活動について分析
同じく南高の生徒さん達が保全活動問題の解決策を提示してくれました
水産大学校4年生の久保世里奈さんがボラについての研究発表
同じく水大の近藤俊介さんが絶滅が懸念されるアオギスについて発表
同じく福田悠平さんが、ウナギについての研究を発表
大分大学の4年生塩﨑怜未さんが帝王紫の色素の合成などについて発表
コロナ感染などため欠席した日本文理大学の2名の4年生の発表を池畑教授が代読
日本文理大学4年生の梶原直希さんが中津干潟の表層堆積物の土砂動体を発表
お昼前から「中津の海の絵コンテスト表彰式」がありました
表彰を受けたみなさん、本当におめでとうございます
カブトガニホーバークラフトも元気に活躍です
あれれ、なぜか足利理事長も試乗です
当日の料理は、中津の海の幸づくし。漁師の田中清さんありがとう。
チヌ、ボラ(研究対象?)などおいしかったです
あと、飾り海苔巻きなんて凝ったものも…樋口さん、ひだまりさん皆ありがとう
昼からは、研究のポスターセッション、これがやりたかったんです。3年待ちました
ポスターセッションの後は、シンポジウム「OECMっについて考える」でした
各大学の先生から貴重なご意見をいただきました。ありがとうございました。
来年も楽しく元気開催したいと思います。応援よろしくお願いいたします