8月25日午後から、中津干潟アカデミア企画・オープンラボ「ドローン飛ばして調べよう!」を開催しました。遠くは名古屋、福岡からも参加者がいらっしゃいました。ワークショップでは、土木の基本である測量について学ぶため、まず自分の歩幅がどのくらいの長さあるのかを調べたり、基礎的な測量機材を実際に触って体験しました。メインイベントは、やっぱりドーンによる空撮でモンストレーションで、「ひがたらぼ」周辺の地形を撮影して、とった写真をコンピュータに入力して立体のような画像をつくったりしました。
楽しかったけど、とにかく暑かった!ほとんど野外での体験学習で、みんないっぱい水を飲みましたねぇ!お疲れ様でした。楽しかったかな?
日本文理大学の池畑義人先生が、土木の世界の広がりについて優しく説明しました。いつも、土地をならしたり、重機で山を削ったりしているんじゃなくて、自然に学んだり、保全について考えたりするのも現在の土木の世界であることを話してくれました。
狭くて暑いラボにギュウギュウづめになりながらも参加して下さった皆様。ありがとうございました。
まずは、自分の一歩がどれくらの長さあるあるのかチェック!日本地図を作った伊能忠敬もまずは歩幅からと言ったとか言わなかったとか…。
測量機器は日々進歩しております。単に望遠鏡にメモリが付いているだけのものから、バーコードのような表示を解析して距離を測るもの、光を使って測るもの、さらにGPSのように人工衛星の電波を使って測るものなどいろいろです。
そして、お待ちかねの「ドローン」登場!そよ風(ただし暑い)吹く中いざ離陸!
彼女の視線の先に小さく飛んでるドローン。わかりますか?
(中央ちょい左より、上側 雲の一部にしか見えない?)
大学生のお兄さんなどの指導の下、ドローンをちょとだけ体験操縦。
空を見上げて、何が見えるかい? 明るい未来がみえるかなぁ。
ドローンで撮影した画像は、解析ソフトにかけて立体地図になりました。すごいなぁ!
土木の科学や技術は、建設のために使われるのはもちろんだけど、環境保全や生物調査にも応用されています。今回のワークショップで、少しそんなことも知ってもらえたらいいなぁ。