東西南北で紹介されました!

9月7日付の大分合同新聞の一面コラム「東西南北」にカブトガニの幼生調査が紹介されました。ありがとうございました。

取材は少し前に行われたのですが、泥田のようなところをひたすら歩く重労働について少しはご理解いただけたのではないかと思います。取材当日は曇りで暑さはあまり感じなかったのですが、これが炎天下になるとそうはいきませんので悪しからず。毎回スタッフ汗みどろになってやっている調査です。うら若きお嬢様もアラ定年の方々も真っ黒になって黙々と幼生を数えます。

いわゆる「目」ができていない人はほとんど見つけることはできません。目ができてくると、多くのカブトガニはちらばっていることに気づきます。昨年亡くなった足利由紀子初代理事長の観察力は驚異的で歩きながら次々にカブトガニを発見していく様はまだ誰もまねできません。特に2齢(ハッチしてから2回脱皮)のカブトガニなどはとても小さく、偶然目に止まりでもしなければ探してもまず分かりません。またそれなりの大きさになっていても、泥に潜っていたりしたら素人はまず分かりません。上級者はカブトガニの歩いた跡を見つけてそこを少し手で掘ることで発見できます。これも、熟練のなせる技ですね。

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