山国川流域フォーラム

11月6日午後から「—H24九州北部豪雨から10年 山国川流域フォーラム— 未来をつくる流域モデル 防災×景観×まちづくりの融合」が中津文化会館で開かれました。水辺に遊ぶ会はパネラーとして出席しました。

10年前の九州北部豪雨は、下流域には大きな災害はありませんでしたが、下郷地区を中心とした耶馬溪町で多くの水害を引き起こしました。友人知人やボランティアの方々が復旧に汗を流しました。水辺に遊ぶ会も微力ではありますがお手伝いにうかがわせていただきました。

今回は、災害の傷跡を踏まえながら、これからの山国川について全方位的に考えるフォーラムとなりました。奥塚中津市長はじめ、山国川河川事務所長、中津土木事務所長など行政の関係者は、基本安全な川づくりを基本に観光や環境学習などについて発言されました。民間のパネラー3者はそれぞれの立場から、狩猟者の目から見た山国川と源流の森の状況、暮らす地域とつながりを外に開く活動、森林整備が水害に関連する可能性や伝統知がこれからの山や川づくりに可能性を開くようなお話をさせていただきました。

話の内容が多方面に及び、コーディネーターの鶴也大分大学教授もまとめるのに苦労なさるのではないかと心配しましたが、流域(集水域)のつなぐ、それぞれの活動の点、それをつなぐ山国川の線、それらを包み込む自然環境などについてうまいことまとめられておりました。このフォーラムは今後も続けていくようですね。よりよいふるさとの自然づくり、社会づくりにつながるとうれしいですね。

さてさて、とりあえずのキックオフでしたが今後どのような発展をみることやら…。

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