うつくし作戦県民会議

12月19日、大分市のトキハ会館で、今年度2回目のうつくし作戦県民会議が行われました。うつくし作戦県民会議は、 大分の恵み豊かな自然環境を守り、将来に継承し、全国に誇れる環境に配慮した美しく快適な大分県づくりを進めるために、すべての県民が自ら環境保全活動に取り組み地域環境力及び地域の活力を高めていくことを目的として大分県が設置しているものです。

水辺に遊ぶ会は、環境保護・観光部会に所属しています。今回のテーマは「プラスチック問題」です。水辺所属の部会以外に、廃棄物・大気・水環境部会、地球温暖化対策部会、環境関連産業部会、環境教育・ボランティア部会などがあり、テーマについて活発な議論をおこないました。

水辺に遊ぶ会は、海ごみについては専門でもありますので、その中心となるプラスチック問題についてもそれなりの知見を持っていたのでいろんなお話をさせていただきました。特に、海ごみの8割を占める陸からのゴミということに注目して、陸からのゴミのほとんどが川を通じてやってくるということから、川ごみの問題にスポットを当てさせていただきました。

水辺に遊ぶ会の事例として蛎瀬川のごみ問題を取り上げ、景観保全としてのプラスチックごみ問題を無思慮に実施すると生物多様性を壊してしまうことになることもあることを知ってもらいました。また、他の委員の方からは、製品の川上から川下に至るまで、本当に環境や人々のためになっているかを検証する必要があるというLCA(ライフサイクルアセスメント)の重要性を指摘する声も聞かれ、強くうなづいておりましたよ。

環境保護・観光部会の会議の様子です。委員の皆さんと一緒に真剣に議論しましたよ。

こちらは、全体会の会場です。広瀬知事が立ち上げたこの会議ですが、引退を前に最後のお話をいただきました。

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