楽しかったよ!海苔すき体験

3月16日(土)、中津市北部公民館前の漁協倉庫の広場で「海苔すき体験」のワークショップを開催しました。毎度ながら人気のイベントで、定員の30様とスタッフで楽しい一日を過ごしました。今回は、今年11月に開催予定の「第43回全国豊かな海づくり大会」の協賛行事として行いました。

今回も、角木の漁師さんたちを中心にお手伝いをいただきました。加えて地域おこし協力隊のO夫妻、同OBのSさんも飛び入りで、一緒にお手伝いいただきました。これまたありがとうございました。

はじめに、足利理事長、奥村副理事長がごあいさつ。続いて、海藻研究がご専門の馬場将輔先生に、海藻としての海苔について解説いただきました。そして、4名の海苔漁師、海苔養殖経験者の皆様に海苔養殖の実際についてお話をいただき、おいしい焼き海苔のつくりかたなども学びました。

中津干潟での海苔養殖は、一時隆盛を極めて100件以上の海苔漁師さんが海苔づくりをしていましたが、今では3件のみとなってしまいました。中津の海苔食文化が少しずつ失われていくようでちょっと心配です。でも今年、中津干潟の海苔のできはこれまでになく質も量もよかったみたいです。そういう年もないとですねぇ。みなさん、中津の海苔をぜひご笑味下さいね。水辺に遊ぶ会でも、板海苔、焼き海苔販売していますので、ぜひお声かけ下さい。

板海苔100枚入り3,000円 焼き海苔10枚入り500円です。

 

9時〜開始したのですが、見事な快晴です。おいしい海苔ができあがりそうです。

馬場先生が、海苔の標本を手に取りながら、海藻としての海苔のいろいろについて語って下さいました。

大分県漁協中津支店のご厚意で、場所をお借りできました。ありがとうございました。

海苔養殖経験者の田中さん、現役の増田さん親子には海苔養殖の実際を楽しくお話しいただきました。

お話も大事ですが、子どもたちはとにかくやってみたい!上手にできたかな?

海苔って昔はこうやって、手で作っていたんだよ!天気にも左右されるし大変です。

海から直接来場いただいた増田さんの手ほどきをうけるちびっ子たちです。上手ですね。

紙すきの要領ですいた海苔を水辺オリジナルの絞り器でぎゅっと絞ります。ガンバレ!

絞った海苔を干し台の上に並べます。春の風と日射しを浴びて2時間ほどで乾きます。

大人たちもどんどん海苔すきに励みました。子どもたちより上手にできましたか?

小腹がすいたら、バクダンおにぎりの登場です。海苔でご飯を包んで食べます。

2升炊きのごはんもあっという間になくなりました。

海苔漁師さんによる正しい!?海苔のあぶり方講座かいさいです。

足利理事長と奥村副理事長が、じゃんじゃん質問を浴びせかけます。漁師さんありがとう。

手すきの海苔はパーフェクト…って真ん中辺がちょっと薄いかも…。

すきあがったら、みんなで記念撮影です。豊かな海づくり大会成功させましょう。

小一時間もすると、じょじょに海苔がかわいてきます。そして、のりが鳴く音が聞こえます。

午後1時ごろにまでには、すっかり乾いて、スからのりを外して収穫です!

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