ナメクジウオ

魚のようで魚でない、なめくじのようでなめくじでない、それは何かとたずねたら…。

「ナメクジウオ」です。「ナメクジウオ」は魚のご先祖様。ということは私たちほ乳類の遠いご先祖様。背骨がある生きものたちの開祖のような生きものです。

難しい言葉で言えば頭索動物ということになりますが、つまりは背骨のようなもの(脊索・せきさく)が体の中にあって体を支えていてシュッと泳ぎます。(こんな説明でよいのか…)生きている化石とも言われています。中津干潟の沖で元気に生きています。4〜5㎝くらいと言われていますが、中津干潟のは少し小さいかもしれません。生息地が国の天然記念物にも指定されているところもあります。

目はありませんが、光などを感じるところはあります。植物プランクトンなど小さな生きものを食べます。見た目も生態も非常に面白い生きものです。

 

写真は複数のものを合成しているのでちょっとぶつ切りな感じがしますがふつーの魚では無いというのが分かると思います。ちなみに左が頭です。

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