ベッコウトンボ調査終盤になってまいりました。5月8日の調査結果を見ると、ピークを過ぎて下り坂に入りましたね。
あと1〜2回調査するかもしれないけど、ピークは過ぎたので今年の最大数は確定ですね。123頭。はっきり言って激減です。楽観は出来ない状況ですね。減少の原因を考えてみると、様々なことがあるのですが、結局ベッコウトンボや池周辺の希少な生態系について保全していこうという意志があまりないことだと思います。
これは植野池のベッコウトンボ。後ろに見える草は外来種バコパ。
カラスに追われるミサゴ(左)。烏の巣が近くにあるのかな。
春の新池にトンボ達が爆発中。5月の頭から種数が激増します。競合種のヨツボシトンボやフタスジサナエ、オグマサナエ、タベサナエ、ハラビロトンボ、キイロサナエ、トラフトンボ、シオカラトンボ、シオヤトンボ、クロイトトンボ、ホソミイトトンボ、モノサシトンボ、キイトトンボ、等々一気に種類が増えてきました。植野池では、大きなオオヤマトンボもブンブン飛んでいました。
植野池の堤だけに残るベッコウトンボが好むチガヤの草地。5月末ごろまでここでベッコウトンボは生活しています。植野地区のみなさんありがとうございます。